コルク栓はどうやってできているの?原材料のコルク樫はめっちゃエコの木だった!

木とコルク

こるにちわ!

コルク作家をしているコルクボーイ(@39corkboy)です!

今回は、ワインやシャンパンの栓として使われているコルク栓はどうやってできているのか?

そして、コルク栓の原材料であるコルク樫とはどのような木なのか?

コルク栓の特徴についてコルクボーイが調べてみました。

コルク坊や
ついにオイラの出生の秘密が明らかになるんだね!
コルクボーイ
そうだね!コルク坊やたちの原材料はすごくエコみたいだからお楽しみに!

コルク栓はこうしてできている

コルクとは

コルク栓の見た目は、あまり変わらないように見えるかもしれませんが、実はいくつかの種類に分けられるんです。

その種類によって作り方も変わるので、まずはコルク栓の種類をお伝えしていきます!

コルク栓の種類

■天然コルク栓
天然コルク栓とは、無垢コルク栓とも言われ、ギリシャ・ローマ時代から使われているともいわれているコルク素材をそのまま使ったコルク栓なんです。

天然素材なので、悪い質のコルク樫から作ると悪いコルク栓になるので、品質にばらつきはあるものの、品質が高い天然コルクは、高級ワインに多く使われています。

高級ワインに使われる理由は、強度が強く、密閉性が高いこと、熟成に向いていることから使われているみたいですよ。

コルクボーイ
すごーく昔から作られている伝統のある栓なんだね!

■圧搾コルク栓
圧搾(あっさく)というむずかしい言葉は、強い圧力を加えて物質の密度を高めるという意味です。

なので、圧搾コルク栓とは、コルクの粒を固めて作っているコルクのことをいうんです。

手触りが良くて、コルクの目地も均一になっています。

ただ、コルク同士を接着剤で結合しているので、強い力を加えると、ボロボロと欠けやすいともいわれています。

コルク坊や
天然コルク栓として使われなくても捨てられることがないのはすごい!

■シャンパン用コルク栓
密度が高く重いのが特徴です。

見てもらうと分かるんですが、シャンパンコルクの方がワインコルクより大きくて重たいです。

これは、シャンパンのガス圧が強いため、コルク自体が飛び出さないよう3層構造で作られているからなんです。

その上コルクにストッパーもついているので、いかにシャンパンのガス圧が強いかが分かりますね!

また、抜いた後のシャンパンコルクは、頭が大きく下が細いキノコのような形になっていますよね。

コルク坊やのあの形です!

実は、元々は円柱形で、打栓をするとあのような形になってしまうようです。

下の細さの違いにも特徴があり、高級シャンパンに使われているコルクほど先が細くなっているようです。

なぜ先が細くなっているのかというと、どのシャンパンも打栓する際に細くして瓶に入れます。

それから長い期間熟成させるのですが、栓を開けるまで熟成期間が短いと下の部分の戻りが早く、熟成期間が長いほど下の部分が戻りづらくなるため、熟成期間が長い高級なシャンパンコルクほど先が細くなるようです。

コルクボーイ
コルク坊やの頭が大きいのは、シャンパンで熟成されたおかげなんだね!
コルク坊や
大きな頭のオイラは、長い期間シャンパンを守ってきたんだよ!(どや顔)

種類別コルク栓ができるまで

■天然コルク栓
天然コルク栓は、まず、採取されたコルク樫の皮を熱湯でまっすぐにすることからはじまります。

その後、黒い表面の部分を取り除き、加工しやすい大きさに整えます。

そして、コルク栓の形にくり抜いていきコルク栓が出来上がります。

下の動画が天然コルク栓の作り方です。

天然コルク栓ができるまでにいろんな人たちの手や機械によって作られていることがわかりますね!

■圧搾コルク栓
天然コルクを作る際に使用されたコルク樫の皮の残りの部分は、細かく砕かれます。

その細かく砕かれた天然コルクを接着剤でくっつけたのち、コルクの形に抜き出したものが圧搾コルク栓です。

コルクを作る会社によってコルクの粒の大きさは様々のようで、より細かく滑らかで、ブショネ(TCA)と言われる独特な匂いが出ないほど良いとされているようです。

下の動画では圧搾コルクの作り方が見れます。

一瞬で分かりづらいかもしれませんが、細かく砕かれたコルクが、コルク栓の形にくり抜かれて出てきているのが分かります。

■シャンパン用コルク栓
シャンパンコルクは、ワインコルクと違い、3層構造になっているそうです。

筒状の圧搾されたワインコルクよりも太めのコルク栓と、薄いコルクチップを2層貼り合わせることで出来上がります。

動画で分かるように、コルクのチップを貼り合わせていることと、元々が頭が大きいものではなく、まっすぐの円柱になっていることがわかります。

コルク栓の原材料コルク樫の特徴とは?

コルク樫の木

コルク栓を調べてみると、原材料であるコルク樫がいかにすごいかが分かります!!

コルクの森林が砂漠化を防止している

砂漠化
南欧では、海岸からの砂を防ぐ防砂林としての役割をしており、砂漠になるのを止める役割となっています。

また、動物たちの保護にも役立っており、スペインオオヤマネコなど絶滅危惧種の動物が生息していけるのもコルク樫のおかげだといわれています。

コルクボーイ
砂漠化を止めたり動物を守ったり、すごく強くてやさしい木なんだね。

コルク樫の実でイベリコ豚が育っている

イベリコ豚
イベリコ豚とは、スペインの西部地方で育てられている豚で、最高級の生ハムとしても使用されています。

そんなイベリコ豚といえば、どんぐりを食べることで有名ですが、そのどんぐりはコルク樫から取れたどんぐりの実を食べているそうです。

コルク坊や
豚の食事も提供しているとは驚きだ!!

皮を剥いだ後のコルク樫は二酸化炭素CO2を減らしている

二酸化炭素
コルク樫は、皮を剥いでも死なずに育つのですが、その剥いだ後に二酸化炭素CO2を吸い込む量が、剥ぐ前より3~5倍多いといわれています。

地中海全体で1400万トンの二酸化炭素CO2を吸収しているといわれるコルク樫は、地球環境にも貢献しているんですね。

コルクボーイ
こんなにも地球環境に貢献しているとは知らなかった!

コルクの皮は9年ごとに再生する

コルク樫は、植樹してから25年で成木となります。

そこではじめて皮を剥がれたコルクをヴァージンコルクといいます。

コルク樫は、約200年ほどの寿命があるのですが、寿命まで9年周期で皮を剥ぎ続けることができるので、他の木と違って切り倒さなくていい分、環境にやさしい木とされています。

ちなみに、3回目以降に収穫されるのがアマディアコルクといわれ、最高級のコルク栓として使われるそうです。

コルク坊や
植樹して50年以上経って最高級のコルク栓が作られているとは驚きだね。

コルク栓は捨てずに再利用してほしい

コルク人形たち
ここまでお伝えしたように、ワインやシャンパンのコルク栓は、すごく年月と手間がかけられ作られています。

そして、再利用できるエコ素材としても使えます。

だからこそ、余ったコルク栓があったら、ごみ箱にポイッとせずにぜひ再利用してみてください!

動画のように箸置きや、カード立て、食品袋留めなどは簡単に作れます!

いろいろアレンジしてぜひ試してみてください!

まとめ

今回は、コルク栓がどのように作られているのかと、そのコルク栓の原材料コルク樫の木はどのような特徴があるのかをお伝えしました!

ワインやシャンパンのただのフタと思われている方も多いと思いますが、環境にやさしい木から手間暇かけて作られ、栓をされてからもワインやシャンパンの質を守り続けるコルク栓。

もし、どこかで見かけた時は、長い期間よく頑張ったと褒めてあげてください!笑

そしてもし余ったコルク栓があったら、再利用してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コルクボーイでした!!

コルクボーイ
また他の記事で会いましょー!!

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