コルにちわ!
コルク作家をしているコルクボーイ(@39corkboy)です!
本日は、コルク素材って万能なんだよ!というのをお話ししていきたいと思います。
コルクって水に濡れても大丈夫なの?火に弱いんじゃないの?と思われている方に、読み終わったあと、コルク素材もなかなかやるやん!と思ってもらえるように説明していきますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、いってみましょー!!


Contents
コルク素材のメリット5選
コルク人形たちがすごく褒めてもらいたそうなので、早速メリットをお伝えしていきたいと思います。
他の記事でもお伝えしているように、コルクは、コルク樫という木の皮を剥いだものがコルクの製品として使われているのは知っている方も多いと思います。
コルクの樹自体環境にやさしいーということをもっとお話ししたいのですが、今回は、素材となったコルクのメリットをお伝えしていきます!
軽い
体積の50%以上が空気のようなガスでできているため、非常に軽いコルク素材。
軽いということは、持ち運びが多いバッグや財布にも使われていますし、船など大きく重量制限がある材料の一部としても使われます。
軽いと耐久性がないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そんなことはないんです。
耐摩耗性という傷がつきづらい特徴もありますし、コルクを使った床材は、表面の加工によっては、一般の木材の2倍以上強いともいわれています。


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コルクで作ったリュックなどのバッグは、軽いだけでなくオシャレな製品も多いです!
水や湿気に強い
コルク素材が使われているもので一番有名なのが、ワインやシャンパンに使われているコルク栓ではないでしょうか。
ワインやシャンパンは、長い時間熟成させる商品も多いため、蒸発したりこぼれたりしないようにしなければなりません。
そういった商品をコルク栓でフタをしているということは、コルク素材がいかに水に強いかということです。
コルクには多くの気泡でできているので、水が浸透していきそうですが、実は浸透しにくい素材なんです。
コルクの細胞の中にスベリンやセロイドという水を防ぐ成分が含まれており、湿気にも強いことから、床材に使われたり、キッチンや脱衣所など水回りでも使われています。


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コルクがコースターにも使われていることが多いのは、水に強いからといえます。
熱に強く燃えにくい
木って燃えやすいイメージしませんか?というより燃えやすいですよね。
燃えやすい木のはずなのにコルクが熱に強く燃えにくいとはどういうことでしょうか。
コルクは、気泡が多く含まれているのですが、その中に窒素もたくさん含まれています。
この窒素が多く含まれていることで、火を近づけると燃えるのですが、木や紙のように燃え続けることはなく消えてしまいます。
火に強いということで、断熱材にも使われ、スペースシャトルにも使われているんです。
また燃えても煙や、有害なガスがでないことも特徴です!


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蒸し焼きにした炭火コルクは、住宅の断熱材としても使われています。
害虫を防ぎアレルギーに強い
さきほども出てきましたが、コルクにはスベリンという成分が入ってます。
この成分は、天然の防虫成分なので、害虫を寄せ付けないため、カビも発生しません。
また、ダニやシロアリが好む栄養分がコルクに入っていないことも、害虫が来ない理由となっています。
さらにさらに、ハウスシックの原因になるホコリなど舞い上がりづらいため、コルクマットを床に敷いているとアレルギーや喘息にも強いといわれているんです。
なのでマットやタイルにコルクを使うことは、小さなお子さんがいる家庭や、アレルギーに過敏な人におすすめの素材となっています。


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コルク素材を使ったマットは、小さな子どもを守る役割をしています。
音や振動に強い
コンサートホールや図書館などにも使われているコルク素材。
その理由の一つとして、防音や防振の効果があるためといわれています。
ここまで読んでいただいた方ならわかると思いますが、コルクは多くの気泡でできているとお伝えしてきました。
この気泡の空気が、振動する音が、伝播していくのを防ぐため、静かな場所や、大きな音が出るところにも使われているということです。
小さな子どもがいる家庭にコルクマットがいいというのは、防虫だけの効果ではなく、物を落としたり、走ったりしたときにでも衝撃を吸収し、響かないようにするため、おすすめしているということもあります。


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大阪にあるザ・シンフォニーホールというコンサートホールでも床にコルクタイルが使われています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、コルクボーイとしてコルク素材がいかに万能かを紹介いたしました。
5選しか紹介しませんでしたが、まだまだコルク素材のメリットはたくさんあります!
ワインやシャンパンのフタ、コルクボードなどでしかあまり見ないコルク素材ですが、これだけ万能であればもっとたくさんの製品に使われ、広まってくれたらいいなと思いました。
これからもコルクの良さを広め、いろんな製品も紹介していきますので今後も楽しみにしておいてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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